2007年05月21日

No.27【幸せなお金持ちになる「確実な法則」】ウォレス D.ワトルズ[著]

 「人生における成功は、自分がなりたいものになるということです。自分がなりたいものになるには、物資を利用しなければなりません。そして、物資を好きなように利用するためには、それを買うためのお金を十分にもって、裕福でなければならないのです。
 ですから、「お金持ちになる科学」を理解することは、すべての知識のなかで最も基本的なことです。
 お金持ちになりたいと願うことは、いささかも悪いことではありません。お金のためにお金を欲しがるべきではありませんが、お金持ちになりたいと思うのは、より裕福で完璧な人生を望むということですから、この願いは賞賛に値するものです。
 逆に、より豊かな生活を送りたいと望まない人は、正常ではありません。「欲しいものをすべて手に入れられるだけのお金が欲しい」と思わない人も正常ではないのです。」



 今回ご紹介する本は、このメルマガでご紹介したNo.6【「思い」と「実現」の法則】ウォレス D.ワトルズ[著]の続編で、副題は“「思い」と「実現」の法則2”となっています。それにしても題名がすごいです。「・・お金持ちになる『確実な法則』」。。ホントにそんなものあるのだろうか、と誰もが感じるでしょう。

 前作の内容のすばらしさから、この本も間違いないだろうと思い手に取ったものの、あまりにストレートな題名で、本屋さんでレジに持っていくのに一瞬躊躇(ちゅうちょ)したくらいです。内容的には前作での考え方をそのままに、お金に焦点をあてて解説したものとなっています。

 前作同様、すこし宗教的な考えや、哲学的な考え方があり、(マジメに考えすぎると)難解な部分もありますので、好みの別れるところではあります。しかし全体的には非常にわかりやすく、シンプルに解説してあり、私の感想としてはこれまで読んできた自己啓発書の中では最高峰に位置する良書であると感じました。

 本書の内容を理解するにあたり、まずは「形成素子」という言葉を理解しなければなりません。難しい言葉ですが、理解するためのヒントは、本書の監訳者である佐藤富雄氏の解説「はじめに」の中にありました。

 「本書に繰り返し登場する<形成素子>は、原文では『Formless Substance』という言葉です。 日本語に訳せば『モノを形成するモノ』という、ちょっと難しい概念になります。
 この『モノを形成するモノ』に私たちが欲しいものを焼きつければ、それは現実の形になって現れてきます。ヴィトンのバックを焼きつければ、あなたはそれを所有することになります。・・・(中略)・・・ウソのような話ですが、ワトルズはまさにそのことを数学的な確かさで証明しているわけです。
 そんな<形成素子>なるものが、本当にこの世に存在するのでしょうか。
 存在します。
 ただし、私たちの外の世界にあるわけではありません。それは私たちの頭のなかに存在しています。まさに脳内の自律神経系(大脳辺縁系)こそ、<形成素子>の正体にほかならないのです。」

 さて、<形成素子>という難しい言葉の意味もなんとなくわかったところで、本書の中心となる原則を下記に引用します。

「すべてのものを構成している<形成素子>が存在し、その「物質」は、その基本の形態で、宇宙のあらゆる隙間の隅々にまで浸透し、満たしています。
 この「物質」のもつ思考が、その思考によって創造されたものを生み出します。
 人は自分の頭のなかでものを創りだすことができます。そして、その思考を<形成素子>に焼きつけることで、自分が考えたものを生みださせることができるのです。」

 この原則を中心に、お金持ちになる科学について解説がされていきます。本書はこの原則を理解するにあたり、正しい考え方や心構え、行動、注意点などで構成されています。とてもシンプルに解説されており、無駄なところはあまりなくすべて重要なのですが、なかでも私が特に印象に残った文章を下記に引用します。

 「さもしく生きるためにお金持ちになるべきではありません。」

 「ただ知的な喜びを得たり、知識を得たり、野心を満たしたり、他人に勝ったり、有名になるだけのためにお金持ちになるべきではありません。」

 「ただ他人のためだけに、あるいは人類の救済に我を忘れてしまったり、慈善と犠牲の喜びを体験するためだけにお金持ちになったりしてはいけません。」

 「競争者ではなく、創造者になってください。」

 「忘れないでください。あなたが科学的で<確実な法則>でお金持ちになるには、競争的な考えからはきっぱりと離れなければならないのです。」

 「タダで何かを手に入れる必要はありません。誰かから何かを受けとるときには、それぞれの人に受けとるもの以上のものを与えることはできます。」

 「感謝の法則というのも存在します。望みどおりの結果を得るためには、この法則を必ず守らなければなりません。感謝の法則は、作用と反作用は正反対の方向に向かい、大きさは等しくなるという自然の原理です。
 感謝に満ちた賛辞を、感謝をこめて<形成素子>に届けることは、力の解放、力の消費です。この思いは届けたい先に必ず届きますし、それが今度はあなたに向かった動きという反作用を生みます。」

 「将来のことを考えながらいまの行動をしていると、いまの行動はバラバラの心をもったままになってしまい、効果的ではなくなってしまいます。
 意識はすべていまの行動に注いでください。
 創造的な衝動を<形成素子>にわたしたあと、結果だけ待ってただ座っていてはいけません。そんなことをしていても、いつになっても欲しいものを受けとることはできないでしょう。
 だから『いま』行動するのです。
 『いま』以外のときはありませんし、今後も『いま』以外のときを手に入れられることはないでしょう。
 ほしいものを手に入れるために準備をはじめるなら、『いま』はじめなければならないのです。」

 「やりたいことをやるのが人生です。そして、好きでもないことを永遠に強制され、好きなことをまったくできないとしたら、生きていることに本当の満足は得られません。
 あなたは必ず自分のやりたいことができるのです。そうしたいという欲求こそ、あなたがそうできるパワーを内に秘めているということの証明です。」

 「失敗するときというのは、あなたが願ったものが十分ではないときです。そのまま続ければ、自分が求めていたものよりももっと大きなものが、必ずあたなのもとにやってきます。これを忘れないでください。」

 私の解説がいたらず、すこし難解なイメージをもってしまったかもしれませんが、実際にはとてもシンプルでページ数も多くありまん。お金持ちになる方法にととまらず、富とは何か、人生とはなにかまで考えさせてくれる良書です。この本に興味を持った方は題名にひるまず堂々と!? 本書を持って本屋さんのレジに向かいましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネス書で学ぶ人事労務管理
発行元:佐々木社会保険労務士事務所
発行責任者:佐々木知久
公式サイト:http://sasaki-sr.com
問い合わせ先: info@sasaki-sr.com
(スパム対策のため、@を半角に変換してご利用ください)
バックナンバー:http://roumukanri.seesaa.net/
登録・解除:http://www.mag2.com/m/0000209006.html
※無断転載することを禁止します。(C)Copyright 2006-2007
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by T.Sasaki at 12:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■自己啓発ならこの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。