2007年07月27日

No.34【プロカウンセラーのコミュニケーション術】東山紘久[著]

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 今回ご紹介する本は、「プロカウンセラーのコミュニケーション術」東山紘久[著]です。2005年に出版された本になります。



著者の東山氏は本書の「はじめに」の中で次のように語っています。

「・・・ふつうの生活では、相手や自分自身の細かい点をあまり気にせずに話したり聞いたりしているからです。コミュニケーションを円滑にするキーである言葉や表現、態度や内容に注意が払われていないのです。プロカウンセラーは、話すときのしぐさ、内容と表情の関連性、不自然な動作、代名詞や接続詞の使い方などに細かい注意を払っています。」

 ・・・(中略)・・・

「このように書きますとコミュニケーションはむずかしそうですが、少し注意すると誰にでもできることです。今までそれができていないのは、そこに注意を払っていなかったためなのです。注意を払う点を見つけるコツを知るだけで、あなたにもそれができるようになります。」

「心は柔らかく柔らかく」の中に次のような文章がありました。

「心が柔らかいとうことは、相手の考えや思いを理解することです。相手のこととして受け入れることです。自分がそれと異なる思いをもっていたとしてもです。
 これは相手の考えに従うことではありません。相手がジャイアンツファンで、自分がタイガースファンであっても、相手がジャイアンツファンであることを理解するのです。自分もジャイアンツファンになることはないし、相手をタイガースファンにする必要もありません。ただ、ファンの気持ちをお互いに理解しあうのです。」

 上記の事は当然の事で頭では良く理解できますが、実生活の中でこのような“柔らかい心”をいつも持って対処できているだろうか、と反省しました。

 お互いの価値観の相違から口論になってしまうような場合、往々にして「相手をタイガースファンにする」ために声を荒げてしまうことが起こります。このようなことがあると、人間関係はうまく行きません。

 価値観が違うとはいえ、お互いが野球を愛しているのです。これと同じように仕事であれば「このプロジェクトを成功させたい」、夫婦であれば「幸せになりたい」とただただ純粋に。

 「知ることは理解の始まり」の中では次のような文章があります。

「知ることは、聞くことから始まります。相手の言うことを聞こうを思いますと、自分の方が話していては聞けません。自分は話さずに、相手が話すことを聞くのです。聞くことは質問することではありません。」

 これもしっかりと意識していないと、相手を質問攻めにしてしまいます。年齢・職業・住所などを聞いたところで表面上のことしかわからず、質問ばかりしていてはそれ以上のことを知ることはできない、とのこと。
 
 例としてテレビのニュースなどで、レポーターが災害被害者やお葬式の参列者に「いまどんな心境ですか」と質問することや、それと同じように「どうして学校へ行けないの」「どうして離婚したの」「どうして結婚したの」などの質問も同じであると東山氏は語っています。

「相手のことを知ろうとするなら、相手に自発的に話してもらう必要があります。人間は話したい相手、聞いてもらいたい相手には、能弁になります。理解して聞いてくれる人には、話し手は、話したいことを心から話します。」

 コミュニケーションの大切さを再認識させてくれる良書でした。それでは。 

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発行元:佐々木社会保険労務士事務所
発行責任者:佐々木知久
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posted by T.Sasaki at 10:20| 東京 ☀| Comment(40) | ■自己啓発ならこの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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